税務調査にて(つづき)
だいぶ経ちましたが、調査の続きのお話です。
前回、調査の件数について触れましたが、何を言いたかったかと言いますと、
調査官の話では、実際「最近調査が増えているんですよ」、と言っていたにもかかわらず、
実際はそれほど件数は変わっていない、という話でした。
しかし、昔はあまりなかった(らしい)異動直後の相続税の調査というものが
最近は実施されている、ということも確かな話です。
であれば、やはり件数は増えているのかと思うのですが、
プレスリリースの数字が正しいのであれば、変わっていません。
つまり、一人当たりの負担感が増えている、ということが事実なんだと
思います。
そこで、その調査官に突っ込んで聞いてみました。
最近は若い人は本店に取られてるって聞きますが、
やっぱり人手は足りなくなってるんですか?→そうなんですよ。上と下しか居なくて大変なんです。
そうすると、人手が減ってるのに、件数が増えているって実際どうやって
回してるんですか?→(少し考えて)・・ぶっちゃけですが、やっぱり一件あたりは
雑になりますよね。・・・。
まぁ、それは人によるんでしょうが、なかなか激しいことを仰ってました。。
ちなみにこの時の調査官はだいぶお年は上の方で、若手を連れていました。
また、調査が終わりかけのころに、若手一人になるタイミングが有ったので、
年間の資産税の調査件数について聞いてみたところ、譲渡も合わせて大体15件くらいとのことでした。
そして、相続税の実地調査の事前準備にどれくらい時間をかけてるんですか?
と聞いてみたところ、1日はかけてますねぇと仰ってました。
上司が帰ってきて、何を話してたんだろうと少し警戒してましたが、
もう終わりかけだったこともあったので、スルーしときました。
しかし事前準備に1日しかかけてないんだと、逆に思いました。
全部が全部ではないのでしょうが、やっぱり忙しいんですね。
お疲れ様です。